主な収蔵品

金梨地葵紋牡丹蒔絵鞍・同鐙

きんなしじあおいもんぼたんまきえくら・どうあぶみ

金梨地葵紋牡丹蒔絵鞍・同鐙 1組
前輪高20.0 後輪高19.7cm
桃山時代 慶長6年(1601)
井伊家伝来資料

全体に金梨地を蒔き、前輪(まえわ)と後輪(しずわ)の左右に大輪の牡丹の花を配し、中央に葵紋を高蒔絵で表しています。鞍や鐙は装飾を施す面が複雑で制約がありますが、本作品は、それを逆手にとった大胆なデザイン。牡丹は、古来より富貴の象徴として好まれた意匠です。文政12年(1829)、12代井伊直亮(なおあき)が11代将軍徳川家斉(いえなり)から拝領しました。

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