主な収蔵品

展示中作品

能面 朝日

のうめん あさひ

能面 朝日 1面
木造(ヒノキ材)・彩色
面長20.9cm
室町時代
井伊家伝来資料

中年の女の面。能面の形が定型化する以前の作で、他に類例がありません。朝日は、越中(富山県)氷見(ひみ)に住んでいたという面打日氷が作り出したとの説があります。髪の毛描きが少し乱れ、ほのかに苦悩の色を示します。殊に繊細な肉付けを施す彫技が見どころです。面袋に、宝生弥五郎が、「三山(みつやま)」「玉葛(たまかずら)」「浮舟(うきふね)」などに用いるのがよいと申し上げたという旨の墨書があります。加賀・前田家伝来。

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