主な収蔵品

袷法被(浅葱地四ツ菱入入子菱文様)

あわせはっぴ(あさぎじよつびしいりいれこびしもんよう)

袷法被(浅葱地四ツ菱入入子菱文様) 1領
丈21.9 裄95.0cm
江戸時代
井伊家伝来資料

能に特有の装束。前後の身頃が離れ、裾を襴(らん)と呼ぶ細裂でつないであります。武将の鎧姿をあらわすといい、豪快な強さを感じさせるものが多くあります。ところがこの1領は、みずみずしい浅葱地に、白糸で四ツ菱入の入子菱(いれこびし)を隙間なく織りあらわします。入子菱は金糸で縁どりされ、爽やかな色あいの中にも明快さが感じられます。

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