主な収蔵品

舞衣(淡浅葱地桜折枝散文様)

まいぎぬ(うすあさぎじさくらおりえだちらしもんよう)

舞衣(淡浅葱地桜折枝散文様) 1領
丈132.2 裄109.4cm
江戸時代
井伊家伝来資料

舞をまう女役にのみ用いられる能に特有の装束。新鮮な浅葱地に、左右に形よく花枝をのばした桜の折枝を銀糸で織りあらわします。浅葱と銀との不思議な感覚の取り合わせ。これといった技巧があるわけではありませんが、絽の透ける美しさと銀の落ち着いたきらめきが、すがすがしい色彩効果を生み出し、魅力にあふれる和様の美しさが横溢します。加賀・前田家伝来。

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