主な収蔵品

和琴 銘葵

わごん めいあおい

和琴 銘葵 1面
松本重行作
木造(キリ材)
全長192.9cm
南北朝時代 永徳元年(1381)
井伊家伝来資料

和琴は、弥生・古墳時代以来のコトの系譜を引くとされ、いたって簡素な作りです。箏に対して大和琴とも呼びます。この和琴は内部の銘記から、制作年代と作者が明らかな作。作者の重行(しげゆき)は持明院(じみょういん)の家臣とあります。持明院家は、神楽を伝承していた家なので、神楽で使う和琴の制作にも関わっていたのでしょう。

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