主な収蔵品

若君様御成直勤式書

わかぎみさまおなりじっきんしきしょ

若君様御成直勤式書 2冊
重要文化財
各縦27.2 横20.2cm
江戸時代 宝暦13年(1763)
彦根藩井伊家文書

将軍家に誕生した世継ぎの男子(若君)の宮参り式では、帰途に江戸の外桜田(そとさくらだ)にあった井伊家上屋敷(かみやしき)へ立ち寄り、休息するのが通例となっていました。宝暦12年(1762)、10代将軍徳川家治(いえはる)に嫡男家基(いえもと)が誕生すると、まもなく宮参りが計画され、井伊家への御成も準備されます。2冊の式書には、準備折衝や当日の所作など、1年にも及ぶ1件の詳細が記録されています。

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