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参勤交代と彦根藩領
―大名行列を迎えた人々―

開催期間:平成28年/2016年9月30日(金)~10月24日(月)

近江国(現・滋賀県)は、古くから西国と東国・北陸とを結ぶ交通の要衝でした。江戸時代の彦根藩領にも、中山道(なかせんどう)をはじめ、北国街道(ほつこくかいどう)や北国脇往還(ほつこくわきおうかん)などの街道が通っていました。街道に設けられた宿駅には、幕府により定められた数の馬が置かれ、宿駅の住民らは、物資の運搬と、旅行者への宿の提供という役割を課されていました。

彦根藩領内の街道と宿駅には、参勤交代で江戸と国元を往復する西国や北陸地方の大名一行や、江戸から遠国に向かう幕府役人一行など、多くの武士たちが行き交いました。

彦根藩はこれらの幕府役人や大名に対して「馳走(ちそう)」を行いました。「馳走」とは、挨拶や贈答のために使者の彦根藩士を宿駅に遣わしたり、また、宿駅の本陣の修繕や宿駅内の掃除を行うなど、彦根藩による応接行為全般のことを意味します。どの程度の「馳走」を行うかは、相手の大名の格や、井伊家との関係の深さによって厳密に決定されました。しかし、江戸時代の後期になると、倹約を理由に「馳走」を辞退する大名もあらわれました。

また、彦根藩士だけでなく宿駅の住民も、彦根藩の指示のもと、掃除などの「馳走」の一端を担っていました。

本展では、彦根藩による「馳走」という行為に注目し、彦根藩と他大名、宿駅住民の3者の関係から生じる様相を具体的に紹介します。ここから江戸時代独自の人々の交流の仕方や、社会のあり方に接していただければ幸いです。

ギャラリートークの開催

 

《主な展示作品》

 

江戸長崎往還図(近江国部分)Web小

▲江戸長崎往還図  大津市歴史博物館蔵

 

彦根周辺Web用

▲東海道中記  石川県立歴史博物館蔵

 

「大名行列絵巻」①Web用

▲大名行列絵巻  金沢市立玉川図書館近世史料館蔵

 

029_00003-26_002Web用

▲諸御大名様并御役人中様方御通行之節宿々御馳走覚  当館蔵

 

029_00003-16_001Web用

▲享保五子年加賀宰相様御通行留記之写  当館蔵

名称
参勤交代と彦根藩領
―大名行列を迎えた人々―
会期
平成28年/2016年9月30日(金)~10月24日(月)
休館日
会期中無休
開館時間
午前8時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入場料
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