銘とは、もともと、金属や石、道具や器などに彫りつけた文字のことを言い、多くは何かの事柄を記録し、人の功績を褒め称える内容でした。時代を経て、品物につける名称、特に優れた物や大事なものにつける名称のことも銘と言うようになりました。
茶道具につけられる銘はよく知られていますが、雅楽器の銘の歴史はそれより遡ります。一方、刀剣では、その名を、銘ではなく「号」で表すのが一般的です。
本講座では、雅楽器、茶道具、刀剣、それぞれにおける銘や号を紹介します。
1 日時・場所・内容
平成30年2月17日(土) 13時30分~16時10分
場所:彦根城博物館 講堂
第1講「雅楽器の銘」(茨木恵美) 50分
第2講「茶道具の銘」(奥田晶子) 50分
第3講「刀剣の号」 (古幡昇子) 50分
2 対象・定員
中・高校生および一般が対象 50名
3 資料代
資料代200円(彦根市内の中学生以下は無料)※1講のみ受講の場合も同額
4 申し込み方法
事前申込なし。当日会場へお越しください。(先着順)
5 問い合わせ先
彦根城博物館学芸史料課 「美術講座」係
〒522-0061 彦根市金亀町1番1号
TEL0749-22-6100 FAX0749-22-6520

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