主な収蔵品

染付近江八景図敷瓦

そめつけおうみはっけいしきがわら

染付近江八景図敷瓦 1枚
狩野永岳下絵・陶貞作
縦28.5 横26.5 高4.0cm
中国・清時代 嘉慶18年(1813)
井伊家伝来資料

表面に近江八景を描いた染付の敷瓦で、側面四方には、相国寺の朴長老の近江八景七言詩8首を記しています。近江八景図と裏面の款記から、京狩野家9代で彦根藩御用絵師でもあった狩野永岳(かのうえいがく)の下絵により、中国・景徳鎮(けいとくちん)に制作が委託され、現地の官工陶貞により制作された15枚のうちの1枚であることがわかります。同種の敷瓦が複数枚確認されており、款記を裏付けます。

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