ひちりき めいたまざさ
| 篳篥 銘玉笹 1管 |
| 全長18.1cm |
| 江戸時代 |
| 井伊家伝来資料 |
雅楽に用いる縦笛。竹製で周囲には樺巻が施されます。楽器それ自体は実用品として何の変哲もありませんが、それを納める袋や箱に驚かされることがあります。これもその一例。まず篳篥を小さな袋に納め、松図をあしらった家(管筥)、さらに綿の袋に入れます。そして、それを納める、松竹梅図を蒔絵であらわした被蓋造りの豪華な箱。過剰ともいえる梱包には、よい音を奏でる道具という実用性に留まらず、楽器を慈しみ大切にする、日本人の美意識が端的に表れています。
※常時展示してはおりません。