年間スケジュール

2024-2025 年間スケジュール

(ふう)(ぞく)()(ひこ)()(びょう)())

令和6年4月25日(木)~5月14日(火)

特別公開

国宝(こくほう)彦根(ひこね)屛風(びょうぶ)

近世初期風俗画の傑作、国宝・彦根屛風を特別公開します。

かつゆう

令和6年5月17日(金)~6月18日(火)

テーマ展

茶壺ちゃつぼ武家ぶけ美意識びいしき

茶壺は、茶の湯の葉茶を入れる容器です。その堂々たる姿から、信長や秀吉をはじめとする戦国大名に愛され、江戸時代に入ってからも、大名家の格式を示す道具として尊ばれました。本展では、井伊家伝来の茶壺の優品を一堂に展示し、その収集と賞翫しょうがんの歴史を紹介します。

ちょう あおきゅうこうひつ(個人蔵)

令和6年6月21日(金)~7月23日(火)

テーマ展

青根あおね九江きゅうこうみやこ花開はなひらいた彦根ひこね文人ぶんじん画家がか

青根九江(1805~54) は、彦根城下の商家に生まれ、京に出て、人気の文人画家、山本梅逸やまもとばいいつの門で学び、同地で活躍した絵師です。中国の明清画みんしんがの画風を採り入れた華やかな花鳥画を得意とし、京の著名人名録『平安人物志』にも名を連ねました。本展は、九江の画業を通覧する初めての展覧会です。

しゅうるしぬりほとけまいどうそく

令和6年7月26日(金)~8月28日(水)

企画展

井伊いい赤備あかぞなえ―勇猛ゆうもうなる軍団ぐんだん

武勇で聞こえた「井伊の赤備え」。関ヶ原合戦や大坂の陣などで活躍した井伊家初代直政なおまさ、2代直孝なおたかをはじめとする当主や家臣の甲冑かっちゅう、刀、旗印はたじるし定書さだめがき等を一堂に会し、展示します。

なおおきぞう(永源寺蔵)

令和6年8月31日(土)~9月29日(日)

テーマ展

井伊いい直興なおおき永源寺えいげんじ南嶺なんれい慧詢えじゅん

篤い仏教信仰を持った井伊家4代直興(1656~1717)と、彦根藩領内にある臨済宗の名刹・永源寺86世南嶺慧詢(1629~1714)。直興は南嶺に帰依し、自身や家族のためにさまざまな法要を行わせるなど、親密な関係を築きました。2人の人物像や関係について、古文書やゆかりの品などから紹介します。

さんぞんらいごうのうちにょらいぞう(高宮寺蔵)

令和6年10月2日(水)~11月4日(月・休)

特集展示

きんのきらめき―かがやきの日本にほん美術びじゅつ

洋の東西そして時代を問わず、金は人々をきつけてきました。日本でもその希少性と美しさから聖性の象徴とされ、工芸品の素材としても多様な発展を遂げてきました。当館収蔵品を通して、その輝きの役割や多彩な表現を紹介します。

くろうるしぬりかいまき煙草たばこぼん

令和6年11月23日(土・祝)~令和6年12月24日(火)

企画展

大名だいみょう家族かぞく日常にちじょう儀礼ぎれいから遊興ゆうきょうまで―

彦根藩主とその家族は、様々な儀礼に参加する傍ら、武芸や文芸に取り組むなど、公私にわたって多彩な生活を営んでいました。井伊家10代直幸なおひでの時代を中心に、側近の家臣や奥女中が残した日記等から大名家族の日常に迫ります。

きんほうらいちゅうけい

令和7年1月1日(水・祝)~2月2日(日)

企画展

吉祥きっしょう招福しょうふく意匠いしょう

松竹梅や鶴亀、鳳凰ほうおうさらには扇から唐子からこまで、日本では、多種多様なものが福をもたらすめでたい存在とされてきました。吉祥に彩られた品々を通して、新年を華やかに言祝ことほぎます。

ひなどう

令和7年2月22日(土)~3月16日(日) ※3月11日(火)は休館

テーマ展

ひな雛道具ひなどうぐ

井伊家13代直弼の愛娘弥千代やちよ(1846~1927)の大揃いの雛道具を、地元の旧家に伝来した古今雛こきんびな御殿飾ごてんかざりなどとともに一挙公開。春の訪れを告げる恒例の展示です。

のうしょうぞく べにもえちゃだんりゅうすいきくもんようからおり

令和7年3月20日(木・祝)~4月20日(日)

テーマ展

井伊家いいけのう大名だいみょう文化ぶんか精華せいか

能が幕府の式楽しきがくに定められ、諸藩でも盛んに行われた江戸時代、彦根藩井伊家においても喜多流きたりゅうの能が浸透し、当主やその子弟、家臣らもうたいつづみなどをたしなみました。大名家と能の関わりを、華やかな能道具、井伊家伝来の古文書とともに紹介します。

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