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しょう めいかいぶ
作者の頼尊は、信貴山朝護尊子寺の僧で、「笙は頼尊の作を最上とす」といわれた、最も著名な笙の制作者です。この笙は、銘にふさわしく、匏には海賦文様を華やかな蒔絵であらわします。岩に打ち寄せる波、ただよう海藻、各種の貝。箱にも、同種の文様を施していす。もと二条家の所持と伝えます。