主な収蔵品

連管 銘義経丸

れんかん めい よしつねまる

連管 銘義経丸 2管
全長(竜笛)39.9cm (狛笛)35.9cm
室町時代
井伊家伝来資料

竜笛と狛笛のセット。狛笛は竜笛よりやや細く短く作られます。この連管は、彦根藩領だった湖北の竹生島弁財天に伝来したもので、源義経(みなもとのよしつね)所持との伝えがありました。織田信長(おだのぶなが)が見たとの記録も残っています。12代井伊直亮(なおあき)の所望により寺から献上されました。蝉に小枝が残されているので、寺では”青葉の笛”と呼んでいましたが、義経所持との伝えから、直亮が銘を改めました。義経に仮託して、いかにも由緒ありげに作った感があります。

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