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そう
制作年が明らかな作品。残念ながら、作者の経歴は、明らかでありません。螺鈿であらわされた杜若(かきつばた)や水流の装飾は江戸時代のもの。この組み合わせは、『伊勢物語』の在原業平(ありわらのなりひら)の東下りに取材し、この2つで「八橋(やつはし)」をあらわします。業平は、都を偲んで八橋(愛知県知立市)で、「かきつばた」の5文字を詠み込んだ和歌を作つたのでした。