主な収蔵品

神楽笛

かぐらぶえ

神楽笛 1管
全長44.4cm
室町時代
井伊家伝来資料

神楽笛は日本固有の笛といわれ、雅楽の世界では特に重視されてきました。和笛、太笛ともいい、主に神楽歌に用います。この笛は班竹(はんちく)製で、通常の樺巻としていないところが変わっています。古くは樺巻の代わりに、平らな樹皮や糸を巻いて漆塗りとした笛があったらしく、笛の製作を考える上で重要な作品です。

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