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きょうくんしょう
南都の楽人、狛近真(1177~1242)が著した楽書。天福元年(1233)の成立といわれ、後世に大きな影響を与えました。舞楽全般にわたり、楽曲や楽器の由来、奏法、故事、故実を体系的に記します。本書は巻四だけを残す零本で、書体や紙質から室町時代の書写と推定される古写本です。