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豊臣秀吉朱印状 井伊直政宛

とよとみひでよししゅいんじょう いいなおまさあて

豊臣秀吉朱印状 井伊直政宛 1通
重要文化財
縦46.3 横66.5cm
桃山時代 天正18年(1590)8月7日
彦根藩井伊家文書

徳川家康の関東入国に伴い、井伊直政は上野国箕輪(みのわ)(群馬県高崎市)城主となりました。本状は、箕輪拝領直後に豊臣秀吉から井伊直政に出された朱印状で、直政が箕輪に入ったことに満足の意を示し、知行改め、普請など新領地の経営を進めるよう命じています。秀吉が家康に対して、直政のことを懇々と言い聞かせたともあり、直政出世の背景に秀吉の力があったことが読み取れます。

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