作品検索
おおぼらべんざいてんしどうきんきしんちょう
井伊直興(なおおき)は、元禄8年(1695)、彦根城の北東佐和山(さわやま)山麓に弁財天堂の建立を企図し、領内の武家・僧侶・町人・百姓から1人銭1文ずつの寄進を受けました。本寄進帳は、寄進者全員の名前を列記したもので、この時点で彦根藩領内に居住していた人名・家族構成がわかる貴重な史料です。