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おもてごてんず
彦根城表御殿の全体構造が、政庁である「表(おもて)」は青地、藩主の生活空間「奥向(おくむき)」は茶地で示されます。江戸中期の姿を示す図ですが、増築箇所が加筆されています。御殿中央に位置する能舞台もその1つで、寛政12年(1800)に増築されました。現在、表御殿は復元して、彦根城博物館となっていますが、その主要な資料となったのが本図です。