らくやきふたおき
楽焼蓋置 7種 |
井伊直弼作 |
(五徳)高3.8 径5.9cm (古印)高4.4 径4.4cm (栄螺)高3.8 径6.6cm (蟹)高2.4 径8.0cm (火舎)高7.2 径5.2cm (三葉)高4.6 径5.2cm (三閑人)高4.1 径6.3cm |
江戸時代 |
井伊家伝来資料 |
井伊直弼自作の楽焼蓋置で、火舎と三葉に直弼の花押が刻まれています。直弼は、埋木舎(うもれぎのや)時代からやきものに興味を持ち、自身でも茶道具を制作しました。世子として江戸屋敷に移ってからは、尾形乾山の系譜に連なる江戸乾山窯6代、緒方(おがた)(尾形)乾也(けんや)にやきものの指導を受けるようになりました。乾也から伝授され直弼が筆写した『緒方流陶術秘法書』が伝えられています。