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すみのしょ
井伊直弼が、炭手前で用いる炭の種類、炭斗(すみとり)や炉・風炉への組み方などを、図と文章で記したもの。墨書に朱書を加えて入念に記されており、一派樹立を宣言した直弼の、茶の湯への傾倒ぶりがうかがえます。直弼はほかに『灰の書』も記しており、手前の相伝を意図して書かれたものと考えられます。