主な収蔵品

茶湯三言四句

ちゃのゆさんげんしく

茶湯三言四句 1幅
重要文化財
井伊直弼筆
縦91.5 横31.4cm
江戸時代 弘化2年(1845)
彦根藩井伊家文書

茶の湯に力を注いでいた井伊直弼(なおすけ)が、禅の師である清凉寺(せいりょうじ)の仙英(せんえい)禅師に三言四句の茶則を書いて送ったところ、仙英は賞賛し、その心映えを和歌に詠んで直弼に与えました。本幅は、その和歌に答え、直弼が仙英に贈った和歌を認めたものです。禅に裏打ちされた直弼の茶の湯観が込められています。

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