作品検索
ちゃのゆさんげんしく
茶の湯に力を注いでいた井伊直弼(なおすけ)が、禅の師である清凉寺(せいりょうじ)の仙英(せんえい)禅師に三言四句の茶則を書いて送ったところ、仙英は賞賛し、その心映えを和歌に詠んで直弼に与えました。本幅は、その和歌に答え、直弼が仙英に贈った和歌を認めたものです。禅に裏打ちされた直弼の茶の湯観が込められています。