いいなおすけしょじょう あんどうさだのぶあて
井伊直弼書状 安東貞信宛 1通 |
重要文化財 |
井伊直弼筆 |
縦16.5 横113.0cm |
江戸時代 弘化3年(1846)12月11日 |
彦根藩井伊家文書 |
12代井伊直亮(なおあき)の世子(せいし)となって江戸へ行った井伊直弼が、埋木舎(うもれぎのや)時代に付役であった安東貞信(あんどうさだのぶ)へ送った書状。彦根にいる安東に様々な依頼をしたり、江戸の近況を伝えます。本状で直弼は、湖東焼の花生を江戸に送るように依頼し、また、江戸で大地震があったこと、会津松平家の祝いに招かれたが宴会の大酒に困ったことなどを知らせました。料紙には、直弼の好んだ柳の枝が摺(す)られています。