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さんさいほうそうげもんごじこ
胴全体に宝相華唐草文を、下辺に蓮弁文を貼り付け、緑・黄・紫の釉薬をかけ分けます。日本では茶壺として珍重されましたが、肩に溝を彫り込んだ大きめの耳が5つ取り付けられていることから、本来は貯蔵用であったと考えられます。この種の壺は、「交趾焼(こうちやき)」(ベ卜ナム産)と呼ばれてきましたが、近年では中国南部で制作されたと考えられています。