主な収蔵品

鶴首茶入

つるくびちゃいれ

鶴首茶入 1口
高8.0 口径3.0cm
中国・宋時代
井伊家伝来資料

丸く膨らんだ胴に、まっすぐに立ち上がる頸部を持ちます。胴の下4分の1ほどに素地を残し 頸部上辺と胴の釉際に彫り筋がめぐり、黒褐色の釉薬には鶉(うずら)の羽毛のような斑文様が生じています。頸部には後世の漆接ぎが見られ、大切に使用されてきた歴史を物語ります。白地織文緞子仕覆、萌葱地笹竜胆文金襴仕覆が付属します。

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