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ごしょまるちゃわん
桃山時代の茶匠、古田織部(ふるたおりべ)の指示により、朝鮮半島南部の釜山近郊の金海で制作されたと伝えられます。沓形で、口縁を玉縁とし、胴は平行に削り跡を残す部分と大きな箆目(へらめ)を施す丸みのある腰部分とに分け、5角形の低い高台を作ります。朝鮮半島の各窯では、井戸茶碗を珍重した日本の茶人からの注文制作も行われました。