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のうめん おおどうじ
童形の面ですが、跳ね上がった太い眉根を寄せ、目を見張って瞋恚の表情を示す異色の作です。目と歯先には金泥をさして霊的な要素を示し、ただならぬ凄まじさが感じられます。「大江山」の悪鬼、酒呑童子にふさわしいといえるでしょう。鳥取・池田家伝来の1面。洞水(どうすい)(?~1729)は、大野出目家5代の面打。