井伊直政や彦根城など、彦根の歴史を紐解く上で欠かせない3つのテーマを取り上げる連続講座を開催します。彦根藩井伊家文書など、当館所蔵の古文書を実際に読み解き、江戸時代の彦根の様子に迫ります。
開催日時
①令和6年6月15日(土)
②令和6年8月11日(日)
③令和6年11月3日(日)
【時 間】14:00~15:30
(※13:30より受付開始)
演題・内容・講師
①「徳川家康からの手紙」 講師:渡辺 恒 一 (当館学芸員)
徳川家康の家臣として、江戸幕府の創設に大きな功績をあげ、「開国の元勲(かいこくのげんくん)」と賞賛された井伊直政。家康から直政に宛てられた手紙を読み、二人の関係を明らかにします。
② 「彦根藩士の履歴書「侍中由緒帳」を読む 」 講師:柴﨑 謙信 (当館学芸員)
彦根藩士の由緒・経歴を記した「侍中由緒帳(さむらいじゅうゆいしょちょう)」は、元禄4年(1691)の編纂開始から廃藩まで書き継がれました。彦根藩士の多彩な事績を通して、彦根藩の歴史をひもときます。
③ 「彦根城と城下町」 講師:荒田 雄市 (当館学芸員)
江戸時代の初め、彦根山に城が築かれ、城下町も短期間で建設されました。築城や石垣修復等の城の維持管理、城下町の成り立ちについて、古文書 や絵図を読み解き紹介します。
会 場
彦根城博物館 講堂
費 用
資料代 各100円(彦根市内の中学生以下は無料)
定 員
各50名(当日先着順)
その他
当教室の開催について、変更が生じた場合は、彦根城博物館ホームページに掲載します。