彦根城博物館能舞台利用時に、展示室等への外気流入対策として使用するスライディングウォールの改修工事が3月に終了しました。
これまでのスライディングウォールより、気密性がアップし、能舞台の利活用がより一層図れるようになりました。
能舞台のご利用を検討されている方は、ここをクリックして注意事項等をご確認ください。
2024年3月30日
2024年3月29日
このたび、『彦根城博物館 研究紀要』第34号を刊行しました。この紀要には、当館学芸員の日頃の研究結果をまとめた資料翻刻2編を収録しています。
本書は、当館ミュージアムショップで頒布します。当館への電話によるご購入も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
名 称:『彦根城博物館研究紀要』第34号
判 型: B5判
ページ数: 80ページ
印 刷: オフセット単色印刷
収録内容
⑴資料翻刻 井伊直亮筆「買入物留」
髙木文恵・北野智也
⑵資料翻刻 元禄七・八年井伊直興御書付等留
柴﨑謙信・竹内光久
※それぞれの概要文はこちら
詳しくは「彦根城博物館研究紀要」のページをご覧ください。
2024年3月26日
2024年3月1日
彦根城博物館では、令和3年度から5か年計画で、「殿様の日常生活」の解明を研究テーマとする彦根藩資料調査研究会を組織しました。本研究会は、国から文化芸術振興費補助金(文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業)を受けて、外部の日本史研究者と共同で、井伊家当主(殿様)の生活実態の全体像の解明に取り組んでいます。
本研究会が主な分析対象としている史料が「側役日記(そばやくにっき)」(彦根藩井伊家文書)と呼ばれる、殿様の側近くでその政務活動を補佐した側役(彦根藩士)が記した業務日誌です。この日誌は、御殿の政務空間における殿様の行動を具体的に伝える重要な史料です。当館に約70冊が伝来し、このうち半数以上が井伊家10代当主直幸(なおひで)の時代に連続して作成されていることから、本研究会ではまず井伊直幸に焦点を当てて分析を進めてきました。
計画の3年目となる令和5年度はこれまでの成果を広く公開する研究会を開催します。研究会は、広く市民等も参加可能な場とするため、公開シンポジウムの形式をとります。テーマは「殿様と家臣たちの日常」です。政務をはじめとする殿様の行動は多くの家臣により支えられましたが、中でも家老や用人、側役や近習といった家臣が中核的な役割を担いました。本シンポジウムでは、彼らがどのように殿様を支えていたのかを「側役日記」から具体的に明らかにすることにより、御殿における「殿様の日常」に迫ります。
令和6年(2024年)3月24日(日) 午後1時~4時30分
彦根城博物館 能舞台正面見所
100名(当日受付・先着順、受付は午後0時30分~)
500円
※展示室の入室には別途観覧料が必要です。
一般500円[450円]、小・中学生250円[170円]
([ ]内は30名以上の団体割引料金)
「殿様と家臣たちの日常 ―家老・用人・側役―」と題して、シンポジウムで取り上げる古文書を展示しています。
会 場:彦根城博物館 展示室6
会 期:令和6年2月17日(土)~令和6年4月21日(日)
(3月18日(月)・19日(火)を除く)
2024年3月27日
このたび、当館の令和6年度版ポスターとリーフレット(年間スケジュール)を作成しました。
当館受付や彦根城周辺に設置し、観光施設や宿泊施設、博物館等に順次配布させていただきます。
皆さまのご来館をお待ちしております。
(1)当館展示事業内容概要(令和6年度〔2024年度〕展覧会)
(2)ミュージアムショップ、薄茶席等施設概要
(3)開館時間、アクセス方法等の施設基本情報