お知らせ

2021年4月9日

『井伊家伝来古文書(近代文書)調査報告書』を製作しました

 このたび、彦根城博物館では、5年間かけて調査を進めてきた井伊家伝来古文書(近代文書)18,306点の調査が完了し、その成果を収録した報告書を作成しました。

 当館では、平成28年度から令和2年度までの5年間、文化庁の補助金の交付を受けて、井伊家伝来古文書(近代文書)の調査を実施してきました。これは、旧彦根藩主である井伊家に伝わった古文書のうち、近代(主に明治から昭和戦前期まで)のものを対象に、史料目録を作成することで、古文書の適切な保管と活用につなげることを目的としたものです。井伊家で働いていた家職の業務日誌や、彦根城の管理、井伊直弼の顕彰活動、井伊家も経営に関わった彦根製糸場などに関する史料があり、近代の井伊家や彦根の歴史を知ることができます。

 報告書は、主に県内外の図書館に寄贈しました。彦根市立図書館等でご覧いただけます。彦根城博物館学習コーナーにも配架しますが、同コーナーは現在コロナ対策のため利用できません。
※なお、販売は行っておりません。近隣の図書館でご利用ください。

名  称:「井伊家伝来古文書(近代文書)調査報告書」
【紙 版】
 判  型:A4判
 ページ数:第1巻 368ページ
      第2巻 448ページ
      第3巻 448ページ
【CD-R 版】
 紙版の報告書全頁のPDFデータと目録部分のExcelデータを保存

内  容
 ○調査概要・近代の井伊家概要・解題 (24頁)
   調査概要、近代の井伊家やその家政組織などについての簡単な解説、解題
   (目録に収録している古文書について、分類ごとにどのようなものがあるか
   簡単に解説するもの)。
 ○史料目録 (1,218頁)
   井伊家近代文書18,306点を、主に内容面から分類して、古文書1点ごとに
   名称、作成者、宛名、年月日、形状などの情報を一覧にした目録。

詳しくは、こちらをご覧ください。

2021年4月1日

令和3年度 能公演スケジュール

第54回彦根城能  

開催日時

令和3年919日()午後4時00分開演(午後3時30分開場)

開催場所

彦根城博物館 能舞台 (〒522-0061 彦根市金亀町1番1号)

演 目

お話「人間愁ひの花盛り」  村上 湛
観世流独吟 「近江八景」  浅井 文義
大蔵流狂言 「 棒  縛 」  茂山 千五郎
観世流 能 「隅 田 川 」  大槻 文藏(人間国宝)

チケット販売について

先行販売】
令和3年75日()~711日(
《お求め先》彦根城博物館(窓口・電話)
※発売初日は、窓口/9時~、電話/10時~

【一般販売】
令和3年719日()~
《お求め先》
・チケットぴあ
・ローソンチケット
・KENSYOチケットサービス
※9月16日(木)以降、残席がある場合は、彦根城博物館(窓口・電話)にて販売いたします。

入場料

全席指定 A席(正面)6,000円  B席(脇正面)5,500円
※チケットご購入の方は、公演当日に限り博物館展示を無料でご観覧いただけます。
※未就学児の方はご入場いただけません。

 

能鑑賞の第一歩!「お能の国のクラシック」

開催日時

令和3年919日()午後1時00分開演
(午後12時~受付/午後12時30分開場)

開催場所

彦根城博物館 能舞台 (〒522-0061 彦根市金亀町1番1号)

内 容

幸流小鼓方の成田達志氏をナビゲーターに、コンサート形式ではじめての方でも気軽にお楽しみいただける能楽の魅力をご紹介します。
出演:成田達志(小鼓)/杉信太朗(笛)・谷口正壽(大鼓)・加藤洋輝(太鼓)

お申し込み

入場無料・全席自由
※博物館展示をご観覧される場合は、別途観覧料が必要です。
※未就学児の方はご入場いただけません。

令和3年75日()~定員に達し次第、受付終了
《お求め先》彦根城博物館(受付・電話)
※申込初日は、窓口/9時~、電話/10時~

 

ご来場のお客さまへのご協力のお願い

・発熱(37.5℃以上)、咳など風邪の症状や体調不良の方はご来場をお控えください。
・マスクの着用、咳エチケットにご協力をお願いします。(マスクをご着用いただけない場合、入場をお断りする場合があります。)
・密集・密接を避けていただくため、一定間隔の確保にご協力ください。
・新型コロナウイルスの状況等により、内容の変更または中止となる場合があります。

 

 

 

2021年4月17日

令和3年度 彦根城博物館学芸員による講座

彦根城博物館の学芸員は、各自の研究テーマや担当する展示について日頃から調査や研究を重ねています。本講座は、学芸員がその調査・研究の成果をわかりやすく話し、彦根城博物館の活動や所蔵資料、さらには日本の歴史や美術に関心を持ってもらおうとするものです。

 

1 開催日・内容・講師

令和3年4月24日(土) *終了しました

特集展示「井伊家と近代彦根」関連講座

「井伊家文書にみる井伊家と教育」(竹内 光久 )
華族となり東京へ移った後も、井伊家は彦根中学校などに資金を援助し、学生に奨学金を給付するなど、教育に関する様々な活動を行いました。本講座では、近代彦根における井伊家と教育の関わりについて紹介します。

「彦根招魂社の設立と井伊家」(渡辺 恒一 )
明治8年(1875)、戊辰戦争での彦根藩戦死者を弔うため、井伊家が中心となり、尾末町(現彦根市)に招魂社(しょうこんしゃ、現護国神社)を設立しました。講座では、井伊家近代文書から同社設立の経緯を明らかにします。

令和3年6月5日(土) *終了しました

私の研究最前線「伝承のなかの戦国-古城図・合戦記から見る近世の戦国観-」(蔭山 兼治 )
江戸時代の人びとによって戦国時代に取材した合戦記や城跡絵図が作られました。本講座では、記録や絵図の情報からその制作意図や背景などに迫ります。

令和3年7月3日(土) *終了しました

私の研究最前線「湖東焼研究の一級資料 関東大震災罹災品」(奥田 晶子 )
井伊家に伝来した湖東焼は、大半が関東大震災で罹災してしまいましたが、これらは、質、量ともに湖東焼研究の基礎資料として重要な位置を占めています。本講では、罹災湖東焼全点調査の成果を報告します。

令和3年7月31日(土) *終了しました

企画展「中川禄郎」関連講演会

「井伊直弼を支えた儒学者 中川禄郎の人と学問」(北野 智也)
井伊直弼に藩主としての心構えを示し、また当時は少数意見であった外国との通商を進言するなど、直弼にとりわけ大きな影響を与えた彦根藩の儒学者の中川禄郎(なかがわろくろう、1796~1854)。本講では、その人物と彼の教えを紐解きます。

令和3年10月2日(土)

企画展「奇才の絵師 張月樵」関連講演会

「張月樵~謎の生涯~」(髙木 文恵)
彦根出身で京に出た後に名古屋でブレイクした絵師、張月樵(ちょうげっしょう、1765~1832)。謎に包まれた彼の生涯を、のこされた作品や文献などから、時代背景も踏まえて辿っていきます。

令和3年11月13日(土)

特別展「日本の刀装」関連講演会

「日本の刀装 その豊かなる装飾」(古幡 昇子)
日本の刀装には様々な装飾が施され、中でも鞘には、金や銀、貝、鮫皮、象牙、木の実などと漆塗を組み合わせたバリエーション豊かな表現が見られます。本講では鞘塗を中心に、刀装にあしらわれた装飾の数々を紹介します。

令和3年12月11日(土)

テーマ展「井伊家近代文書からみる彦根城」関連講座

「彦根城と近代」(蔭山 兼治 )
近代に入ると、城はその軍事・政治的な役割を終え、人びとの楽しむ公園となるなど、江戸時代とは異なる役目を持ちました。本講座では明治以降の彦根城の様々な利用例を紹介しつつ、「近代」という時代を考えます。

令和4年1月15日(土)

テーマ展「老いを言祝ぐ」関連講座

「能にみる老いの世界」(茨木 恵美)
能には、「翁」や「高砂」、「卒塔婆小町(そとばこまち)」など、年老いた神や老翁、老女をシテ(主役)とするさまざまな演目があります。これらの内容とその役柄、使用する面や装束、小道具を通して、能における老いの世界を紹介します。

令和4年2月19日(土)

私の研究最前線「相続する彦根藩足軽」(早川 駿治 )
彦根藩の足軽は、世襲して代を重ねることが多くありました。足軽の系譜史料を主な素材として、実子が継いだのか養子が継いだのか、養子はどんな人を迎えたのかなど、家を存続させていくありさまを紹介します。

令和4年3月19日(土)

私の研究最前線「彦根藩足軽組の組織構造」(北野 智也)
彦根藩の足軽は37組1120人からなる軍事集団で、藩主から物頭役を勤める藩士へ組単位で預けられ、治安維持など様々な役割を担いました。本講では、物頭の下に位置づけられた足軽組の内部構造を解き明かします。

2 開催時間

午後2時から90分程度
※4月24日(土)の講座のみ午後1時30分から午後4時

3 会場

彦根城博物館 講堂

4 定員

各35名

5 費用

資料代 各100円(彦根市内の中学生以下は無料)

6 受付

当日先着順(午後1時30分より受付開始)
※4月24日(土)の講座のみ午後1時より受付開始

7 問い合わせ先

彦根城博物館学芸史料課「講座」係
〒522-0061 彦根市金亀町1番1号
TEL0749-22-6100 FAX0749-22-6520

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