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ぎゅうばず
雄大な風景の中に遊ぶ馬と牛。牛は水牛で、馬は黒や白、栗色、連銭(れんせん)など、それぞれの色や模様を丹念に描き分けています。江戸時代初期に雲谷(うんこく)派の絵師が描いたものとみられますが、岩の皺法や樹木の形態などは室町時代に通ずる古様で描かれています。格調高い復古作と言えるでしょう。