主な収蔵品

朱印泥調合覚書・ 薬種覚書・香合覚書

しゅいんでいちょうごうおぼえがき・ やくしゅおぼえがき・こうごうおぼえがき

朱印泥調合覚書・ 薬種覚書・香合覚書 4幅
重要文化財
徳川家康筆
紙本墨書
縦30.7 横46.2cm(薬種覚書)ほか
桃山~江戸時代
彦根藩井伊家文書

もと帳仕立て、あるいは折本仕立てであったと思われますが、現在は掛幅装の形をとります。2幅は料紙と天地の寸法が同じで、もとは1冊の折本だったとも考えられます。井伊家に伝来した経緯は明らかではありませんが、徳川家康(いえやす)の没後、遺品として分け与えられた可能性があります。小品ながらも力強い筆致は、家康の性格と彼の生きた時代とを反映しています。

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