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くろうるしぬりたつなみなりはりかけかぶと
戦国時代末期、伝統的な星兜や筋兜に替わり、奇抜な意匠の変わり兜が登場し、たちまち武将の心を強く惹きつけ、大流行しました。この兜は、大きくうねる波頭を頭上に頂いた、力強い形象。旗本安藤重矩(あんどうしげのり)(?~1684)所用と伝える品です。