令和6年度は、彦根市主催の能狂言は開催いたしません。
楽しみにしてくださっていた皆様には、誠に申し訳ございません。
ご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。
2024年4月1日
2022年1月15日
令和3年9月19日に予定されておりました「第54回 彦根城能」は、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、滋賀県に緊急事態宣言が発出されたため、やむなく中止となりました。
残念ながら、令和3年度は彦根城博物館能舞台での上演はありませんが、彦根城能の魅力をお伝えするため、「第51回 彦根城能(平成29年)」にて上演しました「卒都婆小町」の一部を動画にしましたので、ぜひご覧ください。
またの機会にお越しいただけることを心待ちにしております。
この事業はJLODlive2キャンセル料支援により実施しています。
2023年5月7日
◆入館にあたってのお願い
彦根城博物館は、感染症予防対策を講じたうえで開館いたしております。
そのため、入館にあたっては、以下の点についてご協力をお願いしておりますので、あらかじめご了承ください。
【感染予防対策へのご協力をお願いします】 ◎発熱や頭痛、せき、のどの痛み等の風邪症状のある方、体調のすぐれない方は、入館をお控えください。 ◎せきエチケットにご配慮ください。 ◎展示ケースには触れないようお願いします。 ◎手洗いや手指消毒を励行してください。 ◎館内は土足禁止となっております。館内備え付けのビニール袋に靴をお入れください。 |
ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
なお、今後の情勢や動向に応じて、感染予防対策を変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年12月26日
彦根城博物館では、スマートフォン等で展示解説を楽しんでいただけるミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発株式会社)のサービスを導入しております。
展示室に表示されている番号を入力すると、テキストや音声、画像などで解説を楽しむことができます。
ガイド言語は、日本語・英語・中国語(簡体)(繁体)に対応しております。
※イヤホンやヘッドホンの貸し出しはありませんので、ご持参いただきますようお願いいたします。
・APP Storeからダウンロード
・Goole Playからダウンロード
▼アプリの詳細は、こちらから
https://welcome.mapps.ne.jp/pocket/
※スムーズに解説をお楽しみにいただくため、アプリは事前にインストールしてからご来館ください。
常設展示「“ほんもの”との出会い」と木造棟の解説をお聞きいただけます。
※展示内容によりご利用いただけない場合がございます。
※アプリのダウンロードや利用に伴う通信料はお客様のご負担となります。施設内では、びわ湖Free Wi-Fiがご利用いただけます。
2022年5月10日
このたび、『彦根藩史料叢書 侍中由緒帳』第17巻を刊行しました。この史料集は、江戸時代の彦根藩士の履歴史料「侍中由緒帳」を活字化したもので、第17巻となります。
「侍中由緒帳」は、当館の所蔵する重要文化財「彦根藩井伊家文書」に含まれ、江戸時代に彦根藩が藩士の人事を管理するために作成・活用した基本台帳です。同資料には、藩士各家の当主の役職の任免や賞罰の履歴が記録されています。元禄4年(1691)、4代当主井伊直興(なおおき)の命により作成され、明治初年まで書き継がれました。藩士の実態はもちろん、彦根藩の歴史を知る上でも重要な基礎史料であるため、平成6年(1994)以来、刊行してきました。
この史料集では、「侍中由緒帳」の史料本文を忠実に翻刻(古文書のくずし字を活字に直すこと)し、人名や重要な記事についての注を付しています。また、各家に関する解説、各家の系図も収録しています。本巻には、原本の第50号と第51号に収められた、数十石クラスの知行取(ちぎょうとり)である中級藩士22家と、四十俵四人扶持を本高とする騎馬徒(きばかち)の家28家の、計50家を収録しています。知行取とは、藩から領地を与えられた藩士のことで、騎馬徒とは、侍身分でありながら馬に乗ることはなく、領地の代わりに蔵米(彦根藩の蔵に納められた米)を支給される藩士のことです。
一例は内容紹介からご覧になれます。
本書は、当館ミュージアムショップで頒布します。当館への電話によるご購入も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
名 称:『彦根藩史料叢書 侍中由緒帳』第17巻
判 型: A5判
ページ数: 412ページ
印 刷: 単色刷り、上製本
既刊情報については「彦根藩史料叢書」のページをご覧ください。
2022年2月1日
彦根城博物館では、令和3年度から5か年計画で、「殿様の日常生活」の解明を研究テーマとする彦根藩資料調査研究会を組織し、外部の日本史研究者と共同で、井伊家当主(殿様)の生活実態の全体像を明らかにするべく、国の補助金(文化芸術振興費補助金:文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業)を受けて研究を進めています。
本研究会が主たる分析対象としているのが「側役日記(そばやくにっき)」(彦根藩井伊家文書)と呼ばれる、殿様の側でその政務活動を補佐した側役(彦根藩士)が記した業務日誌です。この日誌は、御殿の政務空間における殿様の行動を具体的に伝える重要な史料です。当館に伝来する同史料は約70冊を数え、彦根城博物館古文書解読ボランティアの方による翻刻作業が行われてきました。これらの半数以上が井伊家10代当主直幸(なおひで)の時代に連続して作成されていることから、令和3年度の本研究会は、井伊直幸に焦点を当てることとし、とりわけ彼が藩主となって初めて国入りした際に作成された「側役日記」4冊の解読・分析を、研究会での発表や議論などを踏まえて進めているところです。
そこで、本年度末に開催する研究会を広く市民等も参加可能な公開研究会とし、「側役日記」の解読・分析を通じて明らかになった、初入国時における井伊直幸の行動や諸人との交流など、最新の研究成果や今後の研究の展望を紹介します。
■日 時 令和4年(2022年)3月21日(月・祝) 午後1時~4時30分
■発表内容・発表者
・「側役日記」と井伊家10代当主直幸」
北野智也(当館学芸員)
・殿様の初入国
三宅正浩氏(京都大学大学院文学研究科准教授)
・「側役日記」から見る藩主周辺の人間関係
有坂道子氏(京都橘大学教授)
・彦根井伊家と公家・三条家―婚姻関係と交流―
並木昌史氏(徳川美術館学芸部マネージャー(学芸員))
・質疑応答・全体討論
司会:渡辺恒一(当館学芸員)
※タイトルは変更になる場合があります
■会 場 彦根城博物館正面見所
■定 員 60名(事前申込制、応募多数の場合は抽選)
■受 講 料 500円(展示の観覧には別途観覧料が必要です)
■申 込
①往復はがき
往信の裏面に住所・氏名・電話番号を、返信の宛名面に住所・氏名を明記の上、以下の住所までお送りください。(お1人様1通)
〒522-0061
滋賀県彦根市金亀町1-1
彦根城博物館学芸史料課「彦根藩資料調査研究会」係
②当館ホームページ
「お申し込み」ページにて、氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号を入力いただき、お申込みください(お1人様1通)。
※お申込みいただくと、受付完了をお知らせするメールが自動配信されます。また、詳細や抽選の結果を後日メールにてお知らせいたします。メールフィルター等を使用されている場合は、「museum@mx.hikone.ed.jp」からのメールを受信できるよう、あらかじめ設定ください。
※当館からのメールが届かない場合は、「彦根藩資料調査研究会」(0749-22-6100)へご連絡ください。
■申込期間 令和4年(2022年)2月1日(火)~3月8日(火) *必着
※申し込み受付終了後、1週間後を目安に詳細や抽選の結果をお知らせします。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、公開研究会の開催を中止する場合があります。最新情報は彦根城博物館ホームページに掲載します。
2021年10月27日
2021年9月21日
彦根城博物館の魅力を体感できるアーカイブ動画を彦根市YouTubeチャンネルで配信しました!
字幕設定で、日本語・英語・中国語(繁体・簡体)の字幕の表示が可能です。
ぜひお楽しみください。
彦根城博物館は、彦根藩主井伊家伝来の大名道具と古文書を中心とする、約9万件にのぼる収蔵品の中から、常時約80~90点をほぼ毎月入れ替えをしながら展示しています。また建物は、彦根藩の政庁であり藩主の住まいでもあった、表御殿を復元しています。この動画では、“ほんもの”の作品が並ぶ展示室をはじめ、当館自慢の江戸時代さながらに再現した藩主の住まいを学芸員が案内します。
彦根藩井伊家では、藩主から家臣に至るまで、甲冑をはじめとする武具類を朱色で統一していました。これを「井伊の赤備え」といいます。この動画では、井伊家13代直弼(なおすけ)の甲冑を取り上げ、組み立ての映像、多様な角度や至近距離からの映像、そして多くの付属品の映像などで、赤備えの魅力を十二分に堪能いただきます。併せて、井伊家初代直政(なおまさ)から2代直孝(なおたか)、3代直澄(なおすみ)へと受け継がれた名刀を取り上げ、地鉄(じがね)や刃文のさまをじっくり鑑賞いただきます。