このたび当館では、下記の資料を購入しましたのでお知らせします。購入資料は、彦根市の文化の向上に資するよう、当館の展示や研究に活用します。
購入資料の名称
⑴中島宗達宛 日下部鳴鶴書簡(大正7年(1918)10月19日) 他 4通
⑵玉手箱雑書乾・後篇 各1冊
※詳細は作品解説をご参照ください。
2024年4月9日
2024年3月30日
2024年3月29日
このたび、『彦根城博物館 研究紀要』第34号を刊行しました。この紀要には、当館学芸員の日頃の研究結果をまとめた資料翻刻2編を収録しています。
本書は、当館ミュージアムショップで頒布します。当館への電話によるご購入も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
名 称:『彦根城博物館研究紀要』第34号
判 型: B5判
ページ数: 80ページ
印 刷: オフセット単色印刷
収録内容
⑴資料翻刻 井伊直亮筆「買入物留」
髙木文恵・北野智也
⑵資料翻刻 元禄七・八年井伊直興御書付等留
柴﨑謙信・竹内光久
※それぞれの概要文はこちら
詳しくは「彦根城博物館研究紀要」のページをご覧ください。
2024年3月26日
2024年3月1日
彦根城博物館では、令和3年度から5か年計画で、「殿様の日常生活」の解明を研究テーマとする彦根藩資料調査研究会を組織しました。本研究会は、国から文化芸術振興費補助金(文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業)を受けて、外部の日本史研究者と共同で、井伊家当主(殿様)の生活実態の全体像の解明に取り組んでいます。
本研究会が主な分析対象としている史料が「側役日記(そばやくにっき)」(彦根藩井伊家文書)と呼ばれる、殿様の側近くでその政務活動を補佐した側役(彦根藩士)が記した業務日誌です。この日誌は、御殿の政務空間における殿様の行動を具体的に伝える重要な史料です。当館に約70冊が伝来し、このうち半数以上が井伊家10代当主直幸(なおひで)の時代に連続して作成されていることから、本研究会ではまず井伊直幸に焦点を当てて分析を進めてきました。
計画の3年目となる令和5年度はこれまでの成果を広く公開する研究会を開催します。研究会は、広く市民等も参加可能な場とするため、公開シンポジウムの形式をとります。テーマは「殿様と家臣たちの日常」です。政務をはじめとする殿様の行動は多くの家臣により支えられましたが、中でも家老や用人、側役や近習といった家臣が中核的な役割を担いました。本シンポジウムでは、彼らがどのように殿様を支えていたのかを「側役日記」から具体的に明らかにすることにより、御殿における「殿様の日常」に迫ります。
令和6年(2024年)3月24日(日) 午後1時~4時30分
彦根城博物館 能舞台正面見所
100名(当日受付・先着順、受付は午後0時30分~)
500円
※展示室の入室には別途観覧料が必要です。
一般500円[450円]、小・中学生250円[170円]
([ ]内は30名以上の団体割引料金)
「殿様と家臣たちの日常 ―家老・用人・側役―」と題して、シンポジウムで取り上げる古文書を展示しています。
会 場:彦根城博物館 展示室6
会 期:令和6年2月17日(土)~令和6年4月21日(日)
(3月18日(月)・19日(火)を除く)
2024年8月4日
現在、当館の館内自動ドアが故障しましたため、館内の温湿度管理上ビニールシートで応急対応しております。 ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。 なお、通常どおり開館しておりますので、ぜひご来館ください。
2023年8月25日
令和5年10月7日(土)~11月6日(月)までの会期で、特別展「大名と菓子―百菓繚乱―」を開催します。この展覧会は、菓子にまつわる種々の資料を一堂に展示し、大名が愛した菓子についてを中心に、多様な菓子文化の魅力をご紹介するものです。
本展の関連事業として講演会を開催しますので、お知らせいたします。
■講 師 中山 圭子氏(虎屋特別理事・虎屋文庫主席研究員)
■日 時 令和5年(2023年)10月21日(土) 午後2時~3時30分
■会 場 彦根城博物館 講堂
■定 員 50名 *事前申し込み制・応募者多数の場合は抽選
■受 講 料 400円(展示の観覧には別途観覧料が必要)
■申 込
①彦根市電子申請サービス
申込ページはこちら
②往復はがき
往信の裏面に住所・氏名・電話番号を、復信の宛名面に住所・氏名を明記の上、以下の住所までお送りください。(お1人様1通)
〒522-0061
滋賀県彦根市金亀町1-1
彦根城博物館学芸史料課「特別展講演会」係
■申込期間 9月15日(金)~10月6日(金)(郵送の場合は当日消印有効)
■講 師 奥田 晶子(当館学芸員)
■日 時 令和5年(2023年)10月14日(土) 午後2時~3時30分
■会 場 彦根城博物館 講堂
■定 員 50名(当日先着順)
■資 料 代 100円(展示の観覧には別途観覧料が必要)
2023年8月28日
令和5年10月7日(土)~11月6日(月)までの会期で、特別展「大名と菓子―百菓繚乱―」を開催します。
江戸時代、菓子は、幕府の儀礼の場で重用され、江戸は、菓子作りの先進地であった京とともに、菓子文化の中心地となりました。江戸の菓子は大名を介し国元に伝えられ、特色ある菓子が各地で生まれる契機となりました。本展では、精緻を極めた菓子木型や雛形、茶会記などから、江戸時代に花開いた大名たちの菓子文化を紹介します。
ちらし表面・ポスター ちらし裏面
2024年4月19日
当館では、学芸員の講師派遣依頼を受け付けています。館内で行う場合と、館外に出向いて行う場合があります。
※原則として、公的団体が対象となります。
講座の内容は下記のテーマに当てはまる内容に限ります。
・彦根地域の歴史(彦根藩・井伊家の歴史)
・井伊家伝来の美術工芸品を含む美術工芸品全般
・彦根城博物館の概要紹介
テーマの一例はこちらです。
1時間程度(館の概要を紹介する場合は20~30分程度)
講師謝礼は無料です。
ただし、講座資料や映像機材は主催者側で用意していただきます。
○当館が会場の場合
当館の施設を使用する場合には、施設等使用許可申請が必要となります。
施設等使用電子申請はこちらです。
当館には駐車場がありませんので、周辺の駐車場(有料)をご利用ください。
○当館以外が会場の場合
会場までの旅費を負担していただく場合があります。
※館の行事や担当者の業務の都合などのため、希望日に対応できない場合があります(特に土曜日・日曜日・祝日)。
①依頼内容の確認のため、2ヶ月前までに「【様式1】講師派遣依頼内容記入票」をご記入の上、メールもしくは郵送・FAXにてご提出ください。
②館内での調整の上、1~2週間をめどに、受け入れの可否をお伝えします。
③受け入れ承諾後、「【様式2】講師派遣依頼文」をご記入の上、メールもしくは郵送にてご提出ください。
彦根城博物館 学芸史料課
電話:0749-22-6100
ファックス:0749-22-6520
メールアドレス:museum★mx.hikone.ed.jp
※迷惑メール防止の為、実際のアドレスを一部変更してあります。
問い合わせ用紙提出の際は、「★」を「@」に変えてください。
2023年7月11日
令和5年7月28日(金)~8月29日(火)までの会期で、企画展「仰ぎて天文を見る―江戸時代の天文学・暦学・星占い―」を開催します。
古くから人間は天体を観察してきました。日本においても、中国や西洋の影響を受け、天体観測に基づいた天文学・暦学、占星術などを通して、天文と向き合ってきました。本展は、古文書や天文に関する書物、望遠鏡などから、江戸時代の天文学の歴史や天文にまつわる文化を紹介するものです。
ちらし表面・ポスター ちらし裏面
企画展「仰ぎて天文を見る―江戸時代の天文学・暦学・星占い―」ちらしPDF